産後うつの症状や発症する時期は?原因は母乳育児?夫?ホルモンバランス?




産後うつ 症状

産後は、子供を授かった感動・感謝と、無事出産した安堵の気持ちで溢れます。

同時に、これからこの子供を守り育て立派な人間にするという責任の重さを噛みしめます。

 

そして、10ヵ月もの間、お腹の子供に栄養を運び育ててきた身体から、子供が分離して、母乳を与える身体へとの変化の始まりでもあります。

正に、心と身体ともに大きな変化の時期が、産後ですね。

 

この心と身体ともに大きな変化がある時期、産後には「うつ」になりやすいと言われています。

 

今から、「産後うつ」の症状や発症する時期、原因について、順を追ってお伝えしていきます。

 

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産後うつの症状

産後うつの症状を、マタニティブルーと勘違いしている人も少なくないようです。

 

産後に生じる症状という点では共通していますが、産後うつは治療の必要な病気

一方、マタニティブルーは自然に治っていくものであり、病気ではありません

 

とはいえ、「マタニティブルー」と「産後うつの症状」についての連続性については、未だ明確な結論はでていません。

 

産後うつの症状とマタニティブルーについて、それぞれ説明しますね。

 

マタニティブルーとは

産後うつ 症状

マタニティブルーから産後うつの症状へと移行する人もいることから、マタニティブルーは産後うつの前段階の症状であるという人もいます。

 

マタニティーブルーの発症時期や症状など詳しくお伝えしますね。

 

マタニティブルー発症の時期

産後3日後をピークに発症し、2週間ほどで、自然に快復します。

産後直後の軽度のうつ症状なら、マタニティブルーの可能性が高いので、少し様子を見てみましょう。

 

マタニティブルーの症状

マタニティーブルーの発症は非常に多く、出産した母親のおよそ5割の人が経験、「The 3day blue」とも呼ばれています。

 

その名のように、産後3∼5日に症状がピークとなり、その後10日も経てば、自然と症状は消えていきます。

稀に、1ヵ月を経過してもマタニティブルーの症状が改善しないで、産後うつの症状に移行する人がいます。

 

マタニティブルーの症状は、

  • 気分が不安定
  • 不眠、不安、焦り
  • 集中力低下
  • 意欲低下

などと言われています。

 

産後うつとは

産後うつ 発症 時期

一見、マタニティブルーと似ている産後うつですが、やはり別のものです。

産後うつの発症時期や症状など詳しくお伝えしますね。

 

産後うつ発症の時期

産後うつを発症する時期は、産後2~3週間以降、又は数か月経ってからと言われています。

期間は、数か月~約1年、長引くと育児から手が離れる3~4年後まで続く人もいます。

 

産後うつの症状

産後うつの症状は、産後に気持が落ち込んだり、イライラしたり、疲れが取れないなど、マタニティブルーの症状と類似しています。

 

症状は類似していますが、産後うつの症状は、一過性のものではありません

軽度であれば、産後1年ほどで自然に快復していくこともあるそうです。

 

産後うつを発症した人の15%程度は、産後うつの症状が慢性化したり、悪化してしまうそうです。

 

産後うつの症状は、

  • 疲れているのに熟睡できない全く眠れない、ほとんど毎日不眠または睡眠過多。
  • 自分は価値のない人間、全て自分のせいだと必要以上に自分を責めてしまう。
  • 子育てや将来に、理由もないのに不安を感じ、涙もろくなる。
  • 些細なことでイライラする、怒りっぽくなる。
  • 食欲減退、もしくは過食気味になり、急激な体重の減少または増加。
  • 赤ちゃんや家族に対して愛情を持てなくなる。
  • これまで抱いていた興味や関心が薄れ、これまでできていたことが出来なくなる。
  • 何をしても楽しく感じなくなる。
  • 思考力や集中力の減退、決断するのが困難になる。
  • 赤ちゃんの世話ができないほど寝込んだり、日常生活に支障をきたすほど疲労感が強い。

などと言われています。

 

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産後うつの原因

産後うつ 原因

産後うつの原因は、母親の心と身体の劇的な変化です。

 

母親の心と身体の変化に加え、出産した子供の成長への責任家族や夫との関係など、複数の要因が絡みあい、産後うつは発症します。

 

原因について、詳しくお伝えしていきます。

 

①母乳育児

産後うつ 原因 母乳

神様から授かった大切なわが子に、自分の母乳で健康的に育てたいと希望するママは大勢いると思います。

 

妊娠時から胎児によい食事をこころがけ、産後は栄養のある母乳のための食事を摂るのが母親です。

でも、完璧な母親を目指すことが逆にプレッシャーとなり、産後うつの症状がでるママも少なくありません。

 

母乳の出が悪い、母乳が多すぎる、乳腺炎の予防、赤ちゃんが飲まない・・・などなど、自分の問題と子供の問題が一緒にあふれだし、周囲からは、励ましやアドバイスをもらう。

それが、更なるプレッシャーとなり、母乳育児へのストレス、ジレンマとなり、ホルモンバランスの乱れと重なり、産後うつの症状を悪化させます。

 

②夫

産後うつ 原因 夫

妊娠中は、色々と気遣ってくれていた夫も、産後は少し変わってくる場合が多いです。

大きかったお腹も小さくなり、退院すると、妻はすべてが回復している健康な人だと勘違いしてしまうようです。

 

実は、妊娠中よりも産後の方が大変なんですけどね・・・。

 

妊娠と出産のためのホルモン分泌から、産後は母体の回復と母乳の分泌という劇的な変化が母体を襲っています。

そして、母体から分離した子供は、一人の人間として成長をはじめ、その全ての負担を母親が一人で抱きかかえてしまいます。

 

色々な不安を夫に相談したくても、仕事が忙しいなど、十分な時間を確保することは困難です。

妊娠中に抱いた理想と、産後の現実の狭間で無意識のうちに産後うつの症状が発症します。

 

③ホルモンバランス

産後うつ 原因 ホルモンバランス

産後のうつ症状の最大の原因は、ホルモンバランスです。

出産まではお腹の子供を育てるためのホルモンが増加、出産直後から、このホルモンが減少します。

 

同時に、臨月までに約2500倍にも大きくなった子宮は、元に戻るため一気に収縮を始めます。

更に、母乳を出す為のホルモンの分泌が、新たに始まるのです。

 

これらのプロセスにより、ホルモンの分泌に劇的な変化が生じ、自律神経にまでも影響を与えています。

 

大きな影響をうけた自律神経は、産後の様々なうつの症状となって現れます。

 

 

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まとめ

産後うつ 症状

いかがでしたか?

産後うつの症状や発症する時期、原因について順をおってお伝えしてきました。

 

もし、産後うつの症状を認識しても、自分を責めないでください。

 

産後うつの症状は、心と体の劇的な変化による様々な要因が、複雑に絡み合って発症する病気、ママの気持ち・体力・能力が原因ではありません。

 

これ産後うつの症状かな?と心配している方も、出産を控え不安を抱えている方も、先ずは深呼吸をして、少しリラックスしてください。

 

妊娠·出産·育児において、女性はみんな同じように悩み、不安を抱えています。

 

決してあなた一人の問題ではないのです。

 

一人で悩まずに、夫や家族、友人、誰でもいいのでゆっくりと話をする機会をつくってください。

 

また、軽度な運動をして体を動かしてみるのも良いかもしれません。

 

自然に快復しないようなら、我慢せず、精神科や心療内科を受診してみてくださいね。

 

★産後うつについては、以下の記事も書いています。こちらも参考にしてみてください。

産後うつの治療は夫の理解が必要!病院の何科に行べき?どんな方法?

産後うつで入院した場合の治療方法や期間・費用まとめ!赤ちゃんはどうする?

産後うつは二人目で再発もありえる?症状はどう?上の子へのフォローも重要!

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